代表ごあいさつ

講師宮本有美プロフィール

みなさま、こんにちは。
Studio Agora代表 Ohta Yumiです。

《 Profile 》

・歯科医師 Dentist 東京医科歯科大学出身 3児の母
・AEAJアロマセラピーインストラクター・食生活指導士
「健康美と幸福を叶えるための、予防医学としての食養生と植物療法を伝えること」をミッションに、
Brain Food・Bowel Food・Medical Foodを使った
地中海食と和食を融合させた食養生“Samurai Japan Cooking”と、
 薬草・ハーブ・アロマセラピーによる植物療法(Phytotherapy)についての講座を主催。
・Samurai Japan Cookingの講座では、心身の免疫力と自然治癒力を最大限に高めて体質改善し、新型コロナウイルス肺炎やインフルエンザ・あらゆる感染症や病気・虫歯・不妊や流産体質・肥満・ボケetc
を退け夢を叶える、ヨーロピアン薬膳料理の数々を紹介。また、旬食材のもつパワーと栄養素の吸収を最大に高め、かつ時短で小学生でも作れるフルコース料理の、あっと驚きの手法を伝道。

 

・わたしは生まれた頃、ひどいアレルギー持ちだった上、2才で敗血症にかかり、生死をさまよいました。消えかけた命を両親と病院の医療スタッフに繋いでいただき、何とか一命を取りとめたものの、重度のアレルギーと慢性的な中耳炎、子供なのに冷え性と…健康問題がオンパレードでした。そのため、少しでも病気の苦しみから解放されようと、幼少より古今東西の食養生と薬草療法を自らの体で試す日々を送っていました。薬草や食べ物、漢方の図鑑をながめては自分やペットに試してみる、健康オタクな子供のわたしは、小学校は皆勤になるほど元気に育ちました。高校生の頃に起きた阪神大震災では眠ることができず、不眠症になりましたが、初めて出会ったアロマセラピーで、不眠症は完治し、心身の健康を取り戻しました。3人の子供たちを出産する時には自らメディカルアロマセラピーを用い、産婦人科医も驚くほどの安産となりました。幼少より食養生を実践してきたことが功を奏し、生まれてから現在まで、虫歯や歯周病にかかったことはなく、歯並びも正常咬合です。歯科医として子供たちに食育を実践してきた成果として

・平成24年兵庫県尼崎市3歳児健診 親子の良い歯コンクールで約3700組の親子の中から長女と優勝。
・平成29年兵庫県西宮市3歳児健診 親子の良い歯コンクールで約5300組の親子の中から長男と優勝。

・学生時代より20年以上にわたって探求してきた地中海食を和食と融合させ、人種別、症状別、さらにはDNAレベルでオーダーメイドの食養生を提案

・さらなる地中海料理と日本料理のフュージョンを目指し、食育と植物療法の普及活動につとめます。

・尊敬する人…*江戸時代の幕末を生きた、祇園の芸妓“幾松”
*第二次世界大戦中、リトアニアで6000 人のユダヤ人を救った外交官“杉原千畝”
・好きな言葉…“Tomorrow is another day!”“DNAは進化する”“大切なものは目に見えない”
“あ〜幸せ♡”“めっちゃ、おもしろい!”“ありがとう”

◆地中海料理との出会いと、ギリシャ・地中海での学び、日本料理との融合へ◆
・大学生の頃、父からもらったビュッフェのチケットを手に、友人をさそってお台場のホテルにいそいそとランチに出かけました。そこで初めて出会った地中海料理に感激し、わたしの中での栄養学や食養生の世界が、新たな時代の幕開けを迎えたのでした。
・日本料理の真髄は、日本人のDNAに刻み込まれた、昆布や煮干し、鰹節の出汁と四季折々の食材を繊細に合わせることです。そうすることで、滋養に富んだ、旨味の深い出汁ベースの旬の味が生まれます。
・それに対し、地中海料理は、魚介やお肉、野菜などの食材が生まれもった甘みや塩分を最大限に生かし、
お料理そのものにはほとんど砂糖や塩を加えません。滋養あふれる味わい深いオリーブオイルと、フレッシュレモンをふんだんに使い、トマトの旨味を生かしたお料理も多くみられました。色どりは、太陽のさんさんと降り注ぐ地中海をまさに象徴する、赤や黄色、オレンジ、緑などのビタミンカラーにあふれていました。
・地中海料理の虜になったわたしは、国内外で地中海料理のレストランを回ったり、自分でも、創作してみました。日本で手に入る食材で作るうちに、和食と地中海料理のフュージョン料理を作るようになったのです。
・地中海料理のなかでも、特にギリシャ料理が、シンプルで素材の旨味が際立ち、一口いただくごとに、
レモンやトマトのクエン酸で心身が浄化されるような感覚を覚えました。
・地中海食との出会いから20年、いつか地中海に行ってみたいと、想い続けていました。そして引き寄せられるようにして、令和元年春、ギリシャを訪れる機会に恵まれ、本場の地中海料理に感激の出会いを果たしたのです。
・ギリシャは、想像をはるかに超えた偉大な国で、純粋な地中海料理とハーブの発祥の地で、美と健康の源となる宝の原石にあふれていました。また、現代医学を生み出したヒポクラテス生誕の地であり、歴史も深く、ギリシャ神話にゆかりのある歴史的建造物が町のいたるところに見られます。ギリシャは、古代よりヨーロッパ大陸における要の地であったのです。ギリシャの人々は、異国から訪れた私を、精いっぱい温かくもてなしてくださり、歓迎してくださいました。
・ギリシャで出会った、心温かでフレンドリーな人々、荘厳な眺めのアクロポリス、美と健康の源である地中海料理とハーブ、上質なハチミツ、極上のオリーブオイルにレモン、エーゲ海に浮かぶ宝石のような島々、海中から湧き出る温泉、すべてが素晴らしく、温かく迎え入れていただけたことに、心より感謝しています。

◆食養生と薬草に彩られた幼少期◆
・わたし自身、生まれた頃からアレルギーがひどく、2才の時に風邪をこじらせて敗血症にかかり、生死をさまよって一命をとりとめました。そのため、物心ついた頃より、薬膳などの食養生と植物療法が日常風景でした。
幼稚園の頃より、病気や薬草、お料理の本をながめ、ドクダミやゲンノショウコといった薬草を祖母とともに日々使ったものです。小学校五年生の頃には、ドクダミとカモミールのエキスを抽出して、人用の抗生剤入り軟膏に混ぜてオリジナルの薬を調合し、愛犬の皮膚病を治しました。また、自らの繰り返す中耳炎を、耳鼻科通いに加え、薬草のユキノシタを使うことで克服しました。自宅の庭に自生していたヒノキやバラン、南天の葉や、栽培していた野菜を、日々の食卓やお弁当に入れて、食養生を楽しんでいたのです。初夏は、カボチャを受粉させることを楽しみに、早起きしていました。冬のおせち料理作りでは、ヒノキの葉っぱをお重に入れることで防腐効果を高めることも、自然と覚えていました。
・小学生の頃の夢は、動物か人のお医者さん、または、幕末を生きた芸妓“幾松”に憧れて、
祇園の舞妓になることでした。のちに、高校生の頃には医療の道を志し、東京医科歯科大学に進学、
“食のすべてに通じる扉、口腔の専門医である歯科医”になりました。

◆大学在学中のアルバイトと卒業後の経歴◆
・大学在学中のアルバイト経験…東京医科歯科大学医学部付属病院の胸部外科・循環器内科で看護助手。
家庭教師、塾の講師。御徒町台東中学校で臨時の英語教師。ディズニーランドのキャスト、カフェ、ケーキ
屋さん。どれも後々、歯科医としての診療や父の看病、プロ家庭教師・講座の開催に役立った、かけがえのないアルバイトです。
・高校生の頃、阪神大震災をきっかけに始めたアロマセラピーを本格的に学ぶため、大学での勉学と並行して、アロマセラピーを先駆けた三大スクール“グリーンフラスコ・アロマセラピーの学校・乃木坂グリーハウス”に通い、フランス式・イギリス式・日本式のアロマセラピーとメディカルハーブを習得。国内外でスウェーディッシュマッサージや経絡といったボディトリートメントの手技も習得。
・大学生の頃は、家にいる間はお料理に没頭…そしてMy Salt(天日塩)とMy Oil(亜麻仁油)を小びんにつめて持ち歩き、外食時にも使うほど、食養生に夢中でした。
・大学卒業後は、大阪歯科大学大学病院、福寿会かねむら歯科、高齢者施設で勤務。
・家庭教師を通して教え子を合格に導く喜びを覚え、歯科医と同時に、プロ家庭教師センター名門会を通して、家庭教師を続けました。教え子は、順天堂医学部、日本医科大学、日本大学歯学部、奈良県立医科大学、京都府立医科大学、京都薬科大学など、医歯薬系に多数進学。
・医療出身のアロマセラピーインストラクターとして、関西労災病院産婦人科にて、助産師など医療従事者を対象に、メディカルアロマセラピーの講習会を開催。

◆アロマセラピーとの出会いと、妊娠・出産・産後・子育て・女性のための植物療法◆
・高校一年生の冬、阪神大震災で被災し、プレハブで過ごし落ち着かない環境の中、不眠症になりました。その時、祖母が買ってきてくれたラベンダーの精油を植物油に混ぜてハンドマッサージをすると、心身安らいで眠りにつくことができたのです。これが、私のアロマセラピーとの出会いです。ふり返れば、祖母は庭に自生している薬草や野菜を食薬として日々の食卓に使い、漢方や西洋医学、当時にしては珍しいアロマセラピーの本を愛読する、森の魔女のような存在でした。寝言でも、「なすびの黒焼きが*?!…」「タイムの香りのする男性は…☆?」と唱えていたものです。
・アロマセラピーの魅力に取りつかれたわたしは、高校や大学在学中に、芳香浴やマッサージのためのオイルをブレンドし、アロマ精油入りのマルセイユ石鹸を作って楽しみ、友人にもプレゼントしていました。
・大学在学中には、アロマセラピーとメディカルハーブを本格的に学ぶため、
大学と並行してスクールに通い、フランス式・イギリス式・日本式の植物療法(Phytotherapy)を習得しました。座学に加え、マッサージなどのボディトリートメントについても、国内外で学びました。
・妹の出産時、メディカルアロマセラピーによる経絡指圧とマッサージを施したところ、担当の産婦人科医や助産師が驚くほどのスピード安産となったのです。そのことをきっかけに依頼を受けて、関西労災病院産婦人科で、医療従事者を対象とした、妊娠・出産のためのアロマセラピー講座を開催することになりました。
のちに、わたし自身の出産・産後にもメディカルハーブとアロマセラピーを用い、産婦人科医と助産師に驚かれるほどの、スムーズな出産とスピーディーな子宮の回復につながりました。
・また、子供を生んでからも、掃除用のスプレー作りや虫よけ、虫刺され時の軟膏づくり、マッサージオイルなど、毎日の生活にアロマセラピーとハーブを取り入れています。毎晩、眠る前には子供たちがオイルの瓶をもってきて、“もんで、もんで〜♪”とマッサージを楽しみにしています。

◆地中海料理とアロマセラピーによる、父の糖尿病の治癒◆
・今は亡き父は、阪神大震災からまもなくして糖尿病をわずらい、その合併症のため、足は白癬菌にかかり、手や足先には小さな傷もたくさんありました。病院で処方された薬ではかゆみが出てしまい、その副作用をおさえるためにまた別の薬を処方される、といった状況だったのです。東京で六年間の学生生活を終えて故郷に戻ったわたしは、父のそのような病状にとてもショックを受けていました。何とか父の健康状態を改善したい一心で、アロマセラピーや化学の専門書・文献を読みこみました。そして、抗真菌作用や抗炎症作用の高い精油を何パターンか調合して、父の手足に毎日塗ってマッサージをしたのです。すると、二週間もするとボロボロだった足が、赤ちゃんのような、つるつるの足に生まれ変わったのです。かゆみなどの副作用もありませんでした。
父は、インシュリンも投与していましたが、和食と地中海料理による食養生と、ウォーキングにより、奇跡的にインシュリンを止めることができました。
西洋医学が、人類に与えてくれた恩恵は計りしれません。一方で、既存の西洋医学では克服できなかった病を、食養生や植物療法が劇的に改善してくれることがあるのも事実なのです。

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